楽譜編集ソフトFinaleの使い方

Finaleee-Finaleで楽譜を作りたい

finale 応用

綺麗な楽譜を作る上で気をつけること

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Finaleで楽譜を作っていると、最終的な出来上がりがなんとなく野暮ったくなってしまうことがあると思います。
そんな時チェックするべき場所を上げていこうと思います。

楽譜の倍率

まず楽譜全体が出来上がったらサイズを確認します。

出来上がったそのままの状態だと音符が大きすぎるので「サイズ」ツールを使って全体の倍率を下げてあげるといいです。
自分の場合は4A印刷の時は大体85〜90%前後にしています。

サイズツールにするとマウスが+マークになるので、その状態で「譜面の端っこ」あたりをクリックすると、「ページ全体の拡大縮小」のダイアログが表示されます。ここで倍率を変更しましょう。「音符の上」あたりでクリックするとその音符の拡大縮小になってしまうので注意!(その音符だけ小さくなったり大きくなったりしてしまいます。)

 

 

組段のマージン

次は五線譜の組段のマージンを設定していきます。

印刷した時に楽譜が途切れない上下左右のマージンを確保する

初期の状態の楽譜だと画面いっぱいに広がってしまっていて、家庭用印刷機だと上下左右、特に左側のパート名が途切れてしまうことがあります。

「ページ・レイアウト」ツールを選択して、「ページ・マージン」から「マージンの編集…」を選択しましょう。

出てきたダイアログで赤丸の場所をチェックしておくと、全てのページの左がのマージンだけを編集できます。
数値で書き換えてもいいし、楽譜上の赤丸のチェックをずらすと数字にも反映されるので、微調整します。

 

小節線の幅とページ配分

楽譜の最後がどうなっているかを確認します。綺麗にページいっぱいまで使って終わっていればいいのですが、一段しかないページとかあってもなんか嫌ですよね。

結構こんな無理やりな小節が生まれていることも。

ということで小節の幅を調節していきます。

小節の幅を調整する

色々やり方があるのですが、私のおすすめは「選択ツール」を使って1段に何小節詰め込むか設定する方法です。

「小節」ツールでちまちま小節線の位置を左右に動かす方法もあるのですが、これだともう仕上がりも汚いしなにより面倒でうまくいった試しがないです。

まず考え方としては、

  • 譜めくりが必要か
  • 小節の尻は何小節余っているか
  • 1段に何小節詰め込める余裕があるか

やっつけで例を用意しましたが、大体いつもこんな感じです。

このくらいなら1ページに収まるだろう。という目標から・・・

こんな感じにしたいと妄想します。

「選択ツール」を使って小節の初めの方からつめたい小節を選択してキーボードの上下キーを押すと、選択された小節が上の組段、下の組段に押し込まれます。なので画像の6小節目を選択して上キーを押すと、1段目が6小節の段組になるということ。(もし6小節を選択して下を押すと6、7小節小節がごっそり下の段に押し込まれるので、6、7小節と8〜11小節が詰め込まれた段が完成してしまうので注意)

音符の見やすさを考えながら小節幅がやたら広かったり狭かったりする部分を調節していきます。

細かい音符が多い小節はやっぱり大きくしたいですし、少ない場所は詰めちゃいたいですよね。

そしてそうやって埋め埋めしていくことこんな感じになりました。

余ったー。

一段余ったー。

ということでこの一段も処理していきます。

組段マージンを編集する

またまた「ページ・レイアウト」ツールの出番です。
今回は段と段の間の幅を調節していきます。ここを詰めれば1段くらい入るだろうの精神です。
「ページ・レイアウト」ツールから「組段」、「組段マージンの編集…」を選択します。

 

出てきたダイアログから赤線の対象範囲を設定します。

1段目の位置は変えたくないので、2段目から最後の組段は空欄でいいです最後の段組までの意味になる
その下の「すべてを選択」にすると1段目も入ってしまうので注意。

2段目の3段目の隙間を設定して、それを全体に適応しようと思います。
3段目の段組をつまんでそのまま少し上に移動させます。点線幅が変わらないでそのまま段組だけ上に行けばOK。

右上四角だけつまんでしまうと段組の占有範囲?が変更されてしまうので注意しましょう。

そして適用とすると、全体に反映されるので、余った段組が1ページ目に組み込まれる幅まで2〜3段目の幅を調節して適用を繰り返します。

 

すると・・・

入りました!いいですね(?)

これでも入らない場合は1段目とタイトルの間を狭くしたりページの上マージンをちょっと狭めたりすることで案外対応できます。

最後に、この楽譜だと1ページになってしまっていますが、2ページ以降がある場合は、2、3段目の組段幅で全体適用していくと、2ページ目の一番上の段がちょっと幅が開いたり狭まったりしてページ全体の組段のバランスが悪くなるときがあります。

なので1ページが終わったら2ページ目もこの方法でちょっとずつ組段を調節してあげると親切かもしれません。

テキストや表現記号の位置

最後に忘れてはならないこととして、倍率や組段幅を変更していくと、テキストや表現記号が音符に重なったり、見にくくなったり、位置が少しずれてしまったりということが多々起こりますので、全体を見回して位置を調節するといいでしょう。

 

こうやって記事にして描いてみるとなんだかめんどくさそうだなぁって作業になりますが、慣れてくると案外簡単なもので、だんだん楽譜が綺麗にまとまっていくのが楽しいです。実際友人同士で楽譜を渡しあったりするとき、綺麗な楽譜で渡されると、「こいつやるな」と思うことありますよね。私はデザインセンスやらなんやらはないので、とりあえず失礼にならない程度の綺麗さを求めてこの方法にたどり着きましたが、フォントとか画像とか凝り始めるとまた厄介ですね。読みやすい楽譜、かっこいい楽譜、リーダブルコードを目指してがんばりましょー!

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